かみんぐ30(さんまる)

  かみんぐ30とは、8020を達成する一つの目標として、歯を残してよく噛んで食べようというのが「かみんぐ30」です。
この30という数字は軟食傾向にある潮流を30回ぐらい噛んだらおいしくなるように少し硬くしようじゃないか、軟食傾向を改めていこうということです。
  食は生きることの根幹でありそこからおいしいと感じ、また食卓でのコミュニケーションも生まれます。単に食するのではなく食のもつおいしさ、命をいただくので感謝の気持ちを持ちながらそれ本来の味を引き出す為に、よく噛んで味を出して唾液の中に味を溶融していくことが大切です。
よく噛む為に、調理方法を工夫するのも一つです。例えば材料を大きく切って調理するだけで一度に口に入る量が増え、飲み込む為に自然に噛む回数を増やすことができます。
  またよく噛むことによって、満腹中枢が刺激されて満腹感を得られるので食べすぎを防ぎます。(肥満を予防)
よく噛むことによって唾液の分泌が促されます。唾液は口の中の細菌を洗い流しむし歯や歯周病を予防します。(唾液分泌の促進)
よく噛むことによって口の周りの筋肉を使うことになり言葉の発音がきれいになり、表情筋がきたえられ表情がイキイキします。
よく噛むことによって脳の血流がアップし、脳の働きがよくなります。など、うれしい効果がいっぱいです。
「かみんぐ30」は皆様の健康のお手伝いができるのではないかと信じています。