入れ歯及び差し歯について

   入れ歯や差し歯と聞くとどの様なイメージがありますか?入れ歯だと中年期から老年期ぐらいの感じで、差し歯だと入れ歯よりも若い人が入れるイメージがあるのではないかなと思います。「入れ歯や差し歯」とは、歯科では補綴(ほてつ)治療という範囲のもので、歯が抜けた部位に歯を補って(見た目の回復)、元に戻す(人口の歯によって欠けたところをつぎ合わせる)という意味があります。入れ歯、差し歯などの補綴治療には大きく分けて、クラウンブリッジ・部分入れ歯・総入れ歯があります。クラウンブリッジとはいわゆるかぶせものや差し歯が含まれ、歯の欠けた部分が大きくて詰める治療では見た目や歯の働きを回復できないと診断された歯に適用されます。差し歯とは根に人工の歯を保持させる方法ですが、根が健全であれば適用が可能です。ブリッジとは作りが橋と似通っているので、歯が抜けた部分を河川、抜けた歯の両はじの歯を土手と見立て、土手に橋の支えを設け、川の上に橋本体(人工の歯)を置いて、橋渡しを完成するという事です。入れ歯と歯部分的な入れ歯と総入れ歯があります。部分入れ歯とは1本抜けた状態から1本だけ残った状況に適用される、取り外せる入れ歯の事で色々なタイプがあります。次に総入れ歯ですが、歯がすべて抜けてしまった状態で部分入れ歯や差し歯と違う点は、入れ歯を固定するために使える歯がないことであごの土手や周りの筋肉などが入れ歯を口の中に安定させる源になります。