お口の定期健診について

歯科医院に何カ月も通い、やっと今日で治療が終了する!という日に、「ではまた半年後に来てください。」と、言われた事はありませんか?「また通うの?」「じゃあ治ってないのかしら?」
お口の中の状態は、清掃状況、体調、加齢などによって日々変化します。また、お口の中は鏡で見ても、見えるところはごくわずかで、歯ぐきの変化や初期のむし歯を見つけ出すのは難しいものです。こうした事から自己チェックには限界があります。
定期健診を受ける事により、むし歯や歯周病、舌や粘膜などに出来る病気を早期に発見でき、早期治療が行えます。
早期発見、早期治療により、健康維持のみならず、通院の回数や金銭的負担の軽減にもつながります。学校帰りや仕事の後、また貴重な休日をさいて歯科医院へ通うは、かなりのストレスになるものです。
また、毎日一所懸命磨いているつもりでも、歯石が溜まってしまったり、冷たいものがしみてしまう、口臭が気になるなどの事はありませんか?定期健診では、お口の状況にあった歯磨きの方法や歯ブラシの硬さ、生活習慣などの指導やアドバイスも出来ます。そして、自覚症状の無い方でも、健診で問題点があれば解決に向かうよう一緒に考え、問題点がなければ、その良好な状態を、何歳になっても保てるようお手伝いしたいと思います。
歯科医院を、「痛くなったら行く」だけではなく、「痛くならないために行く」ところとしても利用してみてください。